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エジプトの今と未来

世界随一の観光大国。エジプトといえばそのような連想をしがちですが実は、そのイメージはほんの一側面に過ぎません。

確かに観光業はエジプトの主要な産業ですがGDPを見ると、その割合は約16%程度。約18%を「製造業」が占めています。

「2020年度」エジプトのGDPグラフ

EUとエジプトの間では、自動車関税が撤廃されており多くの自動車メーカーがエジプトで工場を建設し、部品を製造しています。
エジプトに拠点を置けば、欧州だけでなくアフリカ市場にも販売ルートを確保することができます。

欧州に限らず日本やアメリカのメーカーも進出しており関連するサプライヤーや鉄鋼などの工場も多くそれらの製造業がエジプト経済を支えています。

GDPを見ると、エジプトは他にも農業が盛んであることがわかります。
大豆や小麦を中心に積極的に輸出が行われておりその金額は、 2019年時点で15.6億USDにまでのぼります。
ナイル川の恩恵を受け、豊かな農地も広がっているのです。

近年、IKEAやトヨタ、Amazonといった大企業が次々と進出しておりエジプトが世界中から注目を集めていることは明らかです。

また、医療の進歩や環境整備の改善により乳幼児の死亡率が減った結果エジプトの人口は、現在の1億人から2050年には1億7000万人にまで増えると見込まれています。

「2020年度」エジプトの人口グラフ

New capitalとは？

首都カイロの現居住者数は2100万人とも、2500万人とも言われています。これは総人口の約20%にあたる人数です。
さらに、国全体の人口増加に伴い2050年までには約2倍近くにまで跳ね上がると見られています。
すでにカイロは、交通渋滞や住宅不足など多くの問題を抱えておりそこに加えて深刻な不動産不足が発生しています。

そこでエジプト政府は、このような過密状態を解消するため「New Administrative Capital in Egypt（エジプト首都移転計画）」を推し進めることになりました。
行政機関や経済の中心地をカイロから移動させ、そこに新首都をつくるという計画で世界でも類を見ない規模のプロジェクトになります。
移転先は、カイロから東に45キロメートルほどの砂漠の真ん中で都市としては東京都23区よりも広くおよそ 650万人〜800万人がこの新しい首都に移転すると予測されています。

オリンピックやFIFAワールドカップの開催を見据えたメインスタジアムや関連施設。

国際的な展示会施設やドバイのブルジュ・ハリファを超える世界一の高層タワー。

それだけではなくトヨタがAI技術を駆使してウーブン・シティ（静岡県）
と呼ばれる実験をしているようにエジプト新首都でも、スマートシティ化
が大々的に行われます。

この新首都プロジェクトでは、2021年末までにまずは大統領府や中央省庁などの行政機関から移転を開始します。その中で、2023年中のオープンを予定しているのが「R7」と呼ばれるエリアです。

ニューキャピタルマップイメージ

ここには高級住宅地や巨大ショッピングモールなどが建設予定で政府の要人なども多く住むエリアになってくるため新首都の中でも、最も繁栄する地域と言えます。

そのため、資産価値の上昇という意味でも投資家としてR7は見逃せないエリアとなってきます。
中でも最も希少価値の高い物件の一つがあのスーパーカー、ランボルギーニが手がけるブランド物件です

トニーノ・ランボルギーニの
ブランド物件

この物件は、外装デザインから内装、家具に至るまで全てをランボルギーニが手がけており家具や備品の一つ一つに、ブランドを象徴する 闘牛のエンブレムが入っています。

内装

全体で500戸も1000戸もあるようなものではなく小規模で展開される高級レジデンスです。
プールや屋上公園といった共有施設も充実しています。

それゆえに希少性が非常に高くブランドのネームバリューも考えれば将来的に、大きく価格が上がる可能性が高いと見ています。

プール

ランボルギーニの限定車が中古市場でもプレミアムが付き、高額で転売されるのはそれだけ希少性が高いためです。
これは不動産でも同じで希少性が高い不動産は、将来的にも価格が上がりやすいと考えられます。

もちろん投資である以上、リスクはあります。しかし今回の物件は・R7という好立地に位置すること・ランボルギーニのネームバリューがあること・10%程度の利回りが見込まれること・家賃の上昇が期待できることという好条件が揃っています。
もし家賃が上昇せず、リターンが期待値を下回ったとしても10年もあれば、投資金額を家賃だけで回収することができます。これらの好条件は、間違いなく投資のリスクを下げており総合的に見ても「期待値が高い投資」であると判断しています。

トニーノ・ランボルギーニはすでにドバイやバンコク、プラハなどでホテルや高級レジデンス、カフェレストランなどを展開しています。同じランボルギーニが手がけるレジデンスでもドバイとエジプトには、大きな違いがあります。ドバイの場合、内装家具込みの販売価格は1㎡あたり3700USDですがエジプトは、一括支払いであれば1㎡あたり約955USD。分割支払いの場合でも約1273USD（レートは全て2021年8月時点のもの）。ドバイに比べて4倍近い価格差があります。
内装などのクオリティが一緒なのにも関わらずなぜこんなにも価格に差が出てくるのかというとドバイの方がエジプトよりも経済が発展、繁栄しているからです。しかしそれは、「エジプトの経済が不安定である」「投資のリスクが高い」ということではありません。
たとえば10年後はどうでしょうか？エジプトの人口は2050年までに約1億7000万人にまで達します。ドバイと異なり、国内消費や不動産需要は高まる一方です。また、エジプトは2020年にGDP（国内総生産）が南アフリカを抜きアフリカ54ヶ国の中で、ナイジェリアに次ぐ第2位になりました。